狼執事とお嬢様♡
フワッと体が浮いたかと思うと…
『ちょッ…!』
私は婁唯にお姫様抱っこされている…のかな?
とゆーか、お嬢様抱っこデスネ…?
「だまってろ。行くぞ。」
冷静を装う婁唯。
どーせ、内心怒ってるんでしょー・・・?
『ねえ、先生に言わないと…』
「他の先生に伝えるように言っといた。」
『だッ…ダメだよッ…!今は1-3の教室にいるからッ…!私言いに』
「無茶すんなよ。立てもしねぇくせに。」
『う゛…』
でも…いいのかなぁ…?
よくないッ!
『る…婁唯が連れてってよ…』
「…はぁ?」
やっぱ?ってくらい予想通りの返答。
ご愁傷サマ。アタシ…。
そんなことを思っていると、次は予想外の答えが。
「しょぉがねぇな。」