曖昧なカンケイ~私たちは恋をした~




そう言った恭平の表情は優しく微笑んでいた




その表情が

仕草が、声が、抱きしめる温かさが



恭平が“愛しい”と感じたんだ―…。







そして私は初めて神様は意地悪だと思った




どうして私と恭平を“姉弟”として出会わしたんだろう



もっと違う出会いかたをしたかった。






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