曖昧なカンケイ~私たちは恋をした~



そしたら私はなんのためらいもなく


恭平の元に抱きつくのに…



恭平に“好き”と言えるのに――…







「恭平…わたし「絢・・・」




私の声と恭平の声が重なり、恭平は喋り続けた。






「好きだよ。」






恭平はまたそうやって私の心を乱すんだ



『好きだよ。』と言ってくれるんだ






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