I love you
『ママ、仕事ないの?』
『花菜、お帰り』
リビングに行くと、
聡がテレビを見ていた
『うん』
『何か言ったー?
もう1回言ってー』
ママはババァか?笑
ババァーかッ 笑
『今日仕事ないの?』
『あっ、仕事?
うん、ないっ!!
後で打ち合わせだけ行ってくるけどっ!!』
『あっそぉー…』
――――――30分後
聡と並んでテレビを見てると、
『できたよーっ!
聡も食べなっ!!』
【はーい】
てか、
幸は?
いないじゃん…
『ママー、幸はー?』
『幸?恋君の家、遊び行ってるわよー
あっ、
帰りが遅いわねぇー…
電話しましょ…』
『幸のやろう、
まだ10歳だろ?
彼氏とか言ってねぇーで、
普通に遊べよ…
なぁ?花菜もそぉーおもわない?』
『あたしっ!?!?
別にいんじゃないっ 笑
恋に年齢は関係なしっ!!
でしょっ 笑』
『嫉妬とかしねぇーの?
お前、中2だし、初カレっ 笑』
カチン――――
イラッ――――
『お前黙ってろよ』
『うわっ!キレたよ…
怖いっ!!
こんな所彼氏に見られたら捨てられるねっ!笑』
『純はあたしの全てをうけとめてくれてるのっ!!
弟になんか言われたくないっ!!
ムカつくッ!!!
ホント、なんなの?
いつもいつも、
まじでむかつくんだけど
そのうち調子のってるとぶっ殺すよ』
『ごめんって…』