I love you


『あのさ、
 純君、』

急に花菜が真剣な顔をして
話はじめた
俺、告白もしてないのに、
振られるのか?
それゎねぇーよ
『ん?』

ドキドキしながらも答える

『あのね、
 あたし…
 理由があるんだけどぉ…』

なんだよ?
もったいぶんなよ

『どーした?』

『あたし、
 キャバまた始めたんだ』

えぇ!?!?
キャバ?
止めたんじゃないの?
なんで?
理由がちゃんとあるんだよな

『えッ…ぇ』


『いや、
 純君に言っても、
 意味ないかもだけど、
 でも…その…
 あたし、理恵ねぇ、って言う、
 お姉ちゃんが居て、
 理恵ねぇもキャバ嬢で…』

なんか、
花菜、めっちゃひっしこいて俺に喋ってね?















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