バレンタイン☆お菓子に込める気持ち【短編集】

「翔太先輩いつも来るの早いね」

『うん』


練習をしていたのは2年生の翔太先輩。
3年生が引退したから、今はバスケ部のキャプテンを任されていて、いつも1番に部活に来ている。

「お疲れ様です!翔太先輩早いですね!」


ひかりが先輩に声をかける。


「ん?あぁ、佐々木、島田お疲れ!これでも一応キャプテンだからね」


そう爽やかに笑う先輩。

先輩は2年生からも後輩の1年生からも凄い信頼されてるし、慕われてる。

普段は優しいけど、バスケの事になると、的確に指示を出したり、アドバイスしたり…本当に凄い人だと思う。


< 117 / 127 >

この作品をシェア

pagetop