バレンタイン☆お菓子に込める気持ち【短編集】
「おはよう、優大」
駅の方に近づいた所で優君の彼女の萌さんに会った。
萌さんは細くて黒髪ロングが似合う、清楚って言葉がぴったりの人。
「萌!お前部活は?」
「今日は朝練お休みなの。だから駅で待ってたんだー。優心君とさーやちゃんもおはよう。久しぶりだね」
『あ…おはようございます。お久しぶりです…』
「どーも。じゃあ兄貴、俺行くわ」
そう言うとさっさと1人で行こうとする優心。