バレンタイン☆お菓子に込める気持ち【短編集】

『ちょ…待ってよ!じゃあね優君』

そう言い、萌さんに頭をペコッと下げると優心を追いかけた。

『ちょっと!あんた足早い!』

「お前が遅いんだよ!」

『な…!本当あんたムカつく!優君の爪のアカでも煎じて飲んだら!?』

「はぁ!?それはこっちのセリフだ!お前こそ兄貴の彼女の…痛っ!」

そう言いかけた所で足を蹴ってやった。

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