バレンタイン☆お菓子に込める気持ち【短編集】
「あ゛!お前、何笑ってんだよ!」

『クスクス。別にぃ~!』

「たく…心配して損したな……」

ぼそっと言う優心。
『え?』

「何でもねーよ。ほら、これも一応」

そう言うとピンク色のロウソクを一本ケーキにさす。

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