バレンタイン☆お菓子に込める気持ち【短編集】

「うん…」

緊張しながらも桜菜ちゃんと手を繋ぐと、奥の子供部屋の方に行った。

『桜菜ちゃんしっかりしてるね~』

「お姉ちゃん風吹かせたいだけよ。あ、これケーキ」

『え~わざわざありがとう』

「い~え。それより何かあった?浮かない顔してるけど?」

「え、嘘!分かる?」

普通にしてるつもりだったのに……。

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