年下12歳との恋
そう思いたいのは山々だけど………。

でも………。

気にしてる私がいる。

どうして12も下なのに気になってしまうんだろ。

知美はしだいに健太に惹かれ初めてた。
この先自分が傷つくとも知らずに。

ピーンポーン

インターホンがなり知美は玄関の鍵を開け扉を開いた。

「おじゃまします」

「くるの早かったね」

「そう? で、詳しい話しって?」

知美は健太の事を麻里っぺに全て話した。

麻里っぺは少し考えるように言った。

「で姉さんはどうしたいの?」

「………」

「姉さんの事だから健ちゃんに会ってみたいんだろうねとゆうか、会いたいんだろうね」

知美は少しうつむいたままでうなずいた。

「じゃしかたないから健ちゃんに会いに行こうっか?きっと健ちゃんも姉さんに会ってみたいと思ってると思うから」

「うん」

麻里っぺは少しだけ笑みを浮かべ言ってた。

「なんか、今日、姉さんかわいいね」

「え!? なんで!?」

「なんとなく健ちゃんに『恋』してるのかなぁ〜と思ってね」

知美は少し慌てるように否定した。

「そ、そんな事ないよ!?」
「にしては頬が少し赤いよ」

「うそ!?」
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