年下12歳との恋
車内の中では音楽がながれ待ち合わせ場所へと向かっていた。

ドアポケットに入れてた知美の携帯が突然震えだした。

携帯を開いて見ると健太からのメールだった。

「今どこ?」

「まだ名古屋だよ」

「どれぐらいでつきそう?」

知美は携帯片手に運転してる麻里っぺにきいた。

「今健ちゃんからメールが入ってきてどれぐらいでつきそう? だって」

麻里っぺは少し考える素振りで言った。

「ざっと1時間ぐらいかな」

「わかった」

知美はそのようにメールをした。

またも携帯が震えた。

今度は何!?

知美はほんの少しイラっとしながらメールをみた。

「ダッシュで早く来て」

オマエはそんなに早く鍋田にいきたいんか!!

「そんなに早く鍋田行きたいの?」

「ちがうわ」

「じゃなんでそんなに早くきてほしいの?」

「早くともに会いたいだわ」

え………!?

ドッキ!?

携帯の画面を見つめたままに知美は少し固まった。

麻里っぺはふいに知美を見て言った。

「姉さん、どうしたの?」

知美ははっとしたように言った。

「健ちゃんが早く会いたいってメールしてきた」

麻里っぺはニコニコしながら言った。
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