年下12歳との恋

知美はふいに右腕にしてた時計を見てため息まじりに言った。

｢もう0時回ってるね｣

｢うん…｣

｢でも人だかりはすごいね。さすが鍋田だね｣

｢うん｣

｢で、どーする？｣

｢時間ってまだいいの？｣

｢まだいいよ｣

｢じゃいこっか？｣

｢え!? どこに!?｣

｢俺らの地元に｣

知美は少し驚き言った。

｢え!? 今から!?｣

｢うん｣

｢地元に行ってどーすんの!?｣

｢行ってから考えればいいよ｣

｢え………!?｣

健太は知美の手をまた握り麻里っぺと祐一君の元へと行き、事情を話し麻里っぺの車に乗ろうとした時に健太がそれとなく言った。

｢俺が運転するから｣

麻里っぺは車の鍵を健太にわたしたあと知美のそばにきて言った。

｢姉さん、助手席ね｣

｢え!? なんで!?｣

｢いいから｣

知美はしかたなく助手席に乗り健太と祐一君の地元へと向かい本屋の駐車場へと車を止め4人は車からおりて話してた。

知美はふいに思い祐一君に言った。

｢祐一君は今年24なの？｣

｢うん｣

｢まだ早いかもしれないけど結婚とか考えてるの？｣

｢まぁ〜考えてるね。いずれしたいから｣

｢じゃ今度恋愛するなら結婚も視野に入れて付き合うってこと？｣