年下12歳との恋
「祐一君もいいよね?」

「俺は構わないけど」

「じゃあとはすねてる健ちゃんだけだね」

麻里っぺはすねてる健太を呼んだ。

健太は少しとぼとぼ歩きながら知美の隣にちょこんと座った。

麻里っぺはカラオケに行く事を健太に話し4人はまた麻里っぺの車にのりコンビニで少しのつまみとお酒を買いカラオケボックスへと行った。

室内に入った4人はそれぞれの席に座った。

知美は健太の隣に座りテーブルをあさんだ向かいがわに祐一君が1人座り出入口付近に麻里っぺが1人座った。

麻里っぺは何げに言った。

「1番最初は姉さんだよね」

「え!? なんで!?」

「いいから、いいから」

麻里っぺはカラオケのデンタクを知美にわたした。

知美は少し緊張しながらもしかたなくアンジェラアキのサクラ色を入れ歌い出した。

1番が終わり間奏に入った時に健太が思わず言ってしまった。

「マジやばいて!?」

知美はえ!? 何が!?って顔で麻里っぺを見ていた。

麻里っぺは口パクで知美に言った。

「いつもどおりに歌ったら?」

知美はうなづきながらいつもどおりに歌った。

歌終わった知美は普通に健太の横に座ってた。
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