年下12歳との恋
メールのやり取りを終えた知美は少し笑みを浮かべてた。

ふと知美の顔を見た麻里っぺは少し笑みを浮かべながら言った。

「姉さんどうしたの? さっきのメールって健ちゃんからじゃないの?」

知美は少し恥ずかしながらたも言った。

「うん。そーだよ」

「もしかして………?」

知美はニコニコしながら言った。

「何?」

麻里っぺは嬉しそうに聞いた。

「健ちゃんと付き合う事になったん!?」

知美は頬を少し赤くしながらもはにかむ笑顔で言った。

「うん」

「じゃ健ちゃんも姉さんの事、好きなんだ?」

「うん。でも、健ちゃんは私が祐一君の事好きだと思ってたみたい」

「なんで?」

「私が祐一君と楽しそうに話してたから」

「で、実際、姉さんはどうなの!?」

知美は恥ずかしながらも嬉しそうに言った。

「健ちゃんの事、好きだよ」

「健ちゃんにはその事言ったの?」

「言ったよ」

「姉さん、やる事はやいね〜」

知美は少し照れながらも言った。

「そーかなぁ〜………?」

「だってまだ会って1回だよ!? 早くない!?」

「たしかにね。でも気持ちは止める事出来ないから。それに健ちゃんは………」

「何?」

「いずれ麻里っぺもわかるよ」


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