年下12歳との恋
「イヤじゃないけど… 突然誘われてもね〜…」
「昨日の夜言ってたやん」

「え!? そうだったけ!?」

「うん 覚えてないんや」

「ごめん」

「別にいいけど で行く? 行かない? どっち?」

「行くよ」

「マジで」

「うん でもその前に健ちゃんと電話で話してみたいな ダメかな〜?」

「いいよ じゃ仕事終ったらメールに番号入れて俺に送信して 俺からかけるから」

「わかった」

「じゃ午後からも頑張ってね」

「健ちゃんもね」

「おぉ」

今日の夜会うんだぁ〜…。
なんか年甲斐もなく緊張してる自分がいる。

そんな事より(麻里っぺ・まり)に連絡しなきゃ。

知美は麻里っぺに電話した。

「もしもし」

「どうしたの? 姉さん」

「今日の夜って時間ある?」

「あるけど、なんで?」

「会ってから詳しく話すから7時ぐらいに私のアパートにこれる?」

「じゃ行く時にメールするよ」

「わかった」

麻里っぺとは前の会社で知り合った今年26歳の女の子でちょっとしたアニメオタクだけどいい子。

ちょっとくせがある性格だけどね。

でも気が合うかな。
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