年下12歳との恋
夕方5時になり仕事を終えた知美は少し慌てるように会社を出て早足に駅に向かい電車に乗り自宅のアパートへとついた。

あっ

健ちゃんにメールしなきゃ

「お疲れさまです 私の番は090△△△△△△△です」

これでよしと。

いつもならすぐに返信あるのに珍しくないんだなぁ。
着信がなり知らない番号が表示されていて知美は恐る恐る通話ボタンを押した。
「はい………。もしもし?」

「健太やけど…」

ドッキ

「健ちゃんの番号だったんだ 知らない番号だったからビックリしちゃったよ」

「そーなんや」

「健ちゃんって声低いんだね」

「そうかぁ?」

「うん」

「一緒にくる友達っていくつなん?」

「健ちゃんより年上で今年26歳だよ」

「そーなんや。じゃイケメン連れていくわ」

「健ちゃんが連れてくる子はいくつなん?」

「たしか24歳か23歳だったと思う」

「そうなんだ」

「どんな服装がいい?」

「普通でいいよ」

「サーフ系? 兄系?」

「ごめん 何それ?」

「今ファッションでいろいろあるやん」

「そうなんだ 健ちゃんが似合えばなんでもいいよ」
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