お前じゃない
二人が玄関を開けると、外は雨風が強く、ロビーのテーブルにあった花瓶などが倒れた。そしてハルとだいちゃんと久美子は、食堂で二人の帰りを待つ事にした。
本当に殺人鬼が、この別荘内に入り込んでいるのだろうか? そして二宮さんだけがナイフで刺された? ん〜何かしっくりこない気がするなぁ。とりあえず、部屋を片っ端から調べてみるか。
ハルはそんな事を考えながら、冷蔵庫に入っているヨーグルトを取ってくると、
「だいちゃん、全部の部屋調べてくるから、久美子さんとここで待っててよ」
「何言ってんだよ! ハル一人で危ないだろ!」
「大丈夫だよ。とりあえずキッチンのナイフでも持ってくからさ」
「気をつけろよ! じゃあ何かあったら、すぐ大声出せよな!」
だいちゃんは心配していたが、ハルには、何故だかこの別荘内に殺人鬼が隠れているとは思えなかった。
本当に殺人鬼が、この別荘内に入り込んでいるのだろうか? そして二宮さんだけがナイフで刺された? ん〜何かしっくりこない気がするなぁ。とりあえず、部屋を片っ端から調べてみるか。
ハルはそんな事を考えながら、冷蔵庫に入っているヨーグルトを取ってくると、
「だいちゃん、全部の部屋調べてくるから、久美子さんとここで待っててよ」
「何言ってんだよ! ハル一人で危ないだろ!」
「大丈夫だよ。とりあえずキッチンのナイフでも持ってくからさ」
「気をつけろよ! じゃあ何かあったら、すぐ大声出せよな!」
だいちゃんは心配していたが、ハルには、何故だかこの別荘内に殺人鬼が隠れているとは思えなかった。