俺様?王子様?二重人格?



『愛梨?今日は帰ろ?』



襲われかけたあたしを気遣い。


寮に帰宅する事になった…。





『愛梨?大丈夫?』



寮に戻ると、なぜかいつもより優しい氷。




「う、うん…大丈夫。
心配してくれなくていいから」



『俺様の好意をいらないと?』



氷はいつも通りの悪戯な笑みを浮かべた。




「わかった。ありがたく思ってます」





あたしもいつお通り、



受け流した。





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