俺様?王子様?二重人格?





『何、笑ってるのよ!!』




…いつもの愛梨に戻った。




「別に?さっ家、入るよ?」




俺がそう言うと、



愛梨は自分の目の前にある建物を見て目を丸くしていた。




『……ここっ…お城?』




「っは?」




俺は愛梨の発した言葉に思わず声を洩らした。




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