俺様?王子様?二重人格?



少し背中に悪感が走った。



そして相田さんはあたしの前に来て




あたしの顎を持った……。





『アンタ、目ざわりだったの』



あたしの顎を乱暴に離し。



そう怒鳴った。




『大和さん?
わたくし忠告いたしましたよね?』



「…で?」




あたしは強気で返事をする。


ここで弱さを見せたら負けだ。




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