クローバーの約束



「いや、待って?」




「何だよ」




「……お、おかしくない?」




「何が」




「いいじゃない小唄!零君もこんなにかっこよくなって…」






えっと…ママン。あなた…



いつだったっけ、零君と遊磨君のこと



あんまり好んでなかった時期があったはず……





「……零君、こっち来て」




そう言ってあたしは、部屋に零を連れてきた。



お母さんが居ちゃろくに真面目な話が出来ない。






「…どうして来たの?」







すると零君は、ニヤリと笑って









< 113 / 124 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop