クローバーの約束

♡零side♡


…小唄が学校に来た。


記憶無いのに、来て大丈夫かと


気になった俺は


椎名に話しかけてみた。


ここで言えって言われても


小唄に聞かれちゃややこしくなる。


とりあえず屋上に呼んだ。


「あのさ…」


「さっさと言ってくんない?」


わかってるっつの。


「小唄、学校来て大丈夫なわけ?」


「大丈夫だから来たんでしょ」


まあ確かに…


って流されるな俺っ!


「いや、記憶無いんだろ?」


「そうだけど。記憶無かったら学校に
 来るのも駄目なわけ?」


「誰もそんなこと言ってねえだろ」


遊…正論だけど言葉遣いが…。


まあ人のこと言えねえけど。


「まあ…そりゃ多少は仕事に支障が
 出るかもだけどね?」






…仕事?






< 50 / 124 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop