クローバーの約束

♡結李side♡



「何言ってんだよ」




「…事実よ。じゃあね」




そのまま走って教室に戻った。



そのときにはもう授業は始まってて、


みんなは移動で教室には居なかった。




誰もいない教室で









泣いた。









私の小唄を取られたくなかった。










私が好きな小唄は嘘はつかない。










どうして…




どうして私を見てくれないの…?



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