7歳差大人の恋


やはり、ゆかりにはバレてしまう。



「これでも、ファンデーション塗って目立たなくしてきたつもりなのに。」



「それは、すぐバレるよ。美穂の場合は、だっていつも薄化粧だから。」



それは、否定できない。



「でも、私なりに頑張ってきたんだよ~。」



「何に対して?」



「ぐっ!ゆかりの意地悪~」



「ここで言えないなら、昼食のときに言って。」
< 31 / 69 >

この作品をシェア

pagetop