7歳差大人の恋


ピンポーン。とチャイムを鳴らすとインターホンからゆかりの声がした。



「どなたですか…。ゴホッゴホッ。」



「私、美穂だよ。」



あえて、大丈夫とは言わなかった。



それから、すぐにドアからゆかりが顔を見せた。



「美穂。入って。」



「ありがとう。お邪魔します。」


中に入ると、スポーツドリンクや栄養剤などが机の上に置いてあった。
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