甘党彼氏に甘いKissを


バレンタイン
それは彼氏彼女や男女が愛を確かめ合う日。



バレンタイン当日、俺は山のように置かれているチョコにため息を吐きたくなった。



朝、学校に行くと靴箱にはチョコの山。
教室に入ると机がチョコの山。



俺が貰いたいチョコは里沙からのチョコなんだけど。
けど、里沙がチョコをくれるなんて可能性的になさそうだ。



「悠、来てくれない?」



4時間目が終わり里沙をお昼に誘おうとした時、クラスの女子に呼ばれた。



「なに?」


「話しがあるからちょっといいかな?」


「別にいいけど」







< 11 / 13 >

この作品をシェア

pagetop