てがみ
プルルルル…


突然、部屋に備え付けられている電話が鳴った。
はっとした。
あれ、ここどこだっけ?


「リョー?」


俺の体の下には、瑠衣。
上気した頬、潤んだ瞳。
そして、ほぼ下着姿。
その身に着けている下着さえ、乱れに乱れて今まさに俺の手によって脱がされようとしていたのだが…


プルルルル…


再度コール音。
慌てて駆け寄る。


「っ、はい!」


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