てがみ
やっぱり確信犯か…


と言うわけで、今に至ると。


しかし…
俺はベッドの上で悶々としている。
確かにまあ、初デートで初エッチは理想的だ。
実際、抱きしめた時の柔らかさとか、触れた時の滑らかさとか、たまんなかった。
いい匂いもするし、本当に。


しかしカラオケボックスはないだろう。
初エッチがボックスってちょっと…なんていうか、味気ないよか。
あの様子からして瑠衣はそれなりに経験があるんだろう、ボックスでやるのにも抵抗がないみたいだし。


ちょっと価値観の違いを感じるなぁ…


それにしても、眠いな…


「何時だ?」


ベッドの上で寝転がったまま、時計を見ると22時だ。
早く寝ないと…
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