てがみ
けらけら笑い合っていると、敏が斜め後ろから俺の肘を小突いた。
あ、忘れてた。
「あと瑠衣、こっちが友達の、敏」
「安川、敏。よろしくね、瑠衣ちゃん」
「うん、ユキさんに、安川、さん?よろしくー」
敏が苗字でさん付けされてるのとか、違和感あっておもしろいな…
と、今度は瑠衣が俺のシャツの袖を軽く引っ張ってきた。
「ん?」
「リョーって、美術部なの?」
「いや、違うけど」
あ、そっか…
「敏が美術部なんだよ、学校終わってからバイトの遅番まで時間あるし、ここで暇潰してるんだ」
「へぇ…」
あ、忘れてた。
「あと瑠衣、こっちが友達の、敏」
「安川、敏。よろしくね、瑠衣ちゃん」
「うん、ユキさんに、安川、さん?よろしくー」
敏が苗字でさん付けされてるのとか、違和感あっておもしろいな…
と、今度は瑠衣が俺のシャツの袖を軽く引っ張ってきた。
「ん?」
「リョーって、美術部なの?」
「いや、違うけど」
あ、そっか…
「敏が美術部なんだよ、学校終わってからバイトの遅番まで時間あるし、ここで暇潰してるんだ」
「へぇ…」