花屋のあの子と俺。










橘。





きっとあの子の名前だ。






「…橘さん…。」








俺はそっと呟いてみる。






その瞬間口元が緩む。






今日は良い日だった。






あの子のこと、たくさん知れた気がする。






T高校に通っていることや、高校1年生のこと。





そして名前。












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