花屋のあの子と俺。













橘サンは一瞬”へ?”というような顔をしたけれど、すぐにナノハナを持って花屋の外へ出てきた。






「来ていらしたんですねっ!
 …Happiness must visit you!」






「…ありがとう。」







俺はナノハナの花を受け取る。





「………あのぅ…。」






橘サンは、下を見ながら俺に何かを言おうとする。







「……何?」













< 18 / 47 >

この作品をシェア

pagetop