幼なじみは狼くん?
初デート
私は、拓哉の話を聞いて驚いた。


(そんなに前から私の事を想っていてくれたのに私…)

「あっでも、入学式で話してた男子は、ただ同じ委員会になったから話をしてただけだよ。」

「そうなのか!良かった~!!」

拓哉は、安心したのかニカッと笑った。


たれ目がもっとたれて、八重歯が見える拓哉の笑顔は、私は好きだ。


「あっ。もう帰る時間だな。理奈背中に乗れよ」


拓哉が私に背を向けて、おぶる格好をしていた。


「良いよ///私重いから!」

そう言うと、拓哉は私の腕を掴んできた。

気づくと拓哉の顔は目の前にあり唇が重なった。


「~~~っ!ンッ!なっ何するの!」


「足怪我してるんだから言うことを聞けよ!聞くまで何回でもキスするぞ!」

拓哉は、また私に顔を近づけてきた。


「わかった!わかったから!乗ればいいんでしょ!乗れば!!」


私は、拓哉の背中に乗り学校を出た。
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