幼なじみは狼くん？

「～～であるから。今日はこれまで。」


授業がおわると、潤が私の所に来た。


「あ～疲れた。授業疲れるし。」


そう言って潤が背伸びしていると、他の何人かの男子も近づいてきた。

「潤お前。桜庭さんと仲良いのか？俺たちも入れて～。」

そう言って話に入ってきた。

美咲は、用事があるとかでいなくなり私は男子の中に１人いる状態になってしまった。


「桜庭さんて、何部なの？」


「バド部だよ。」


「じゃあ潤と一緒か～。」


「そうだ。良いだろ～。」


「俺もバド部に入部すれば良かった～。」


そう言って男子が嘘泣きをした。


最初は、男子に囲まれて怖かったが、みんな良い人でとても面白い人達だった。


私は、楽しく話をしていた。




拓哉がそれを見ているのを気づかずに……