幼なじみは狼くん?
「何?」

俺は、その女子に見覚えがあったがいつ見たか思い出せず首を傾げると、女子は慌てて言ってきた。

「スッスイマセン!私、五十嵐 桜と言います。」

俺は、この時朝に廊下で見ていた女子だということに気づいた。


「五十嵐さん。俺に何か用?」

「ちょっと話が…。ここでは言いづらいので一緒に来てもらっても良いですか?」


俺は、断る理由も無く桜と一緒にその場から離れた。
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