幼なじみは狼くん?
(帰り道が長い…拓哉と帰ってた時は、あんなに早く家に着いたのに…)


「理奈!」


トボトボ歩いてると、後ろから誰かが声をかけてきた。


「あっ。竜。」


「うわっ!その目どうしたんだ。」


涙は止まったが腫れて赤くなっている私の目を見て竜は、心配そうな顔をして覗きこんできた。
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