先生ろぼっと”アヤカ”
視聴覚機材としてのデビュー
アヤカ先生の遺志を 全て インプットされた 先生ろぼっと”アヤカ”、、、
最初から、教鞭を振るうわけには いかなかった。
あくまでも、視聴覚教材として 西高で 現場に立つ事と 相成った。
生徒達も 興味津々である。 慕い人気の高かった”アヤカ先生”、、、、
彼女に 導かれた生徒も 数知れなかった。

先生ろぼっとは 板書しない。 彼女の映し出すホワイトボード上の
問題提示、、解答説明   質問   の   手順で
授業が 進んだ。

マチガイの記述、、、には  寸分の違いなく 正した。
生徒への 質問にも 全て  生徒の納得がいくまで
説明をした。
授業中の脱線にも、巧妙な話術で
元へ戻した。

授業を参観していた教授及び委員会諸氏も
驚愕の色を隠せなかった。
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