男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆

☆狼のKiss☆



いよいよやってきた文化祭当日っ!



「椎榎ちゃん記念撮影しよー?」


靖杜はそう言いながらニコニコしてデシカメをあたしに見せびらかした。



記念撮影だぁー?
靖杜君、それはいくらなんても早過ぎると思う…。


だって…


「…まだカランカランぢゃん」

――そう。
実はまだ準備も終わってないのだ。



「いいじゃんいいじゃーん!始まる前に二人でツーショット取ろうよぉ〜」


靖杜は
必殺!うるうるオメメ攻撃をあたしに仕掛ける。


「うっ…」

あたしこれに対して弱いんだよね。うん。



「デジカメじゃん!」

衣装を持ってる宇津井がやってきた。



「えっまさか写真撮ってくれんの?」

宇津井はニコニコ笑いながら靖杜に聞く。



「ヒロは撮らないよ〜。このカメラは椎榎ちゃん専用なんだから」






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