男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「お前馴れ馴れしく淨弥に話しかけてんじゃねーよ」
うっわエラソーに座って、喋りやがってあんにゃろう………。
「……。」
淨弥君無言だしっ…。
「なっ、別にあんたと関係ないじゃん!!」
クラス中の視線がこっちに集まってる。
みんなあたしたちのやり取りを面白がってるんだ。
「お前みたいなくそ女、淨弥と喋る資格なんてねぇーんだよっ!!」
……ムカッ。
「だから話しかけんな!」
……ムカ×2ッ。
なんなんだこいつ!
あたしが誰と喋ったって、あたしの自由でしょうがっ!
「珍しい〜」
前の席の唯抖がニヤニヤしてる。
「女の子に対してこんなにムキになるなんて、ヒロっぽくなぁ〜い」
本当に失礼な奴め。
あたしは何も悪くない!……いや、でも殴っちゃったのは……
いやいやでも、あいつが先にくそ女なんて言ってきたから!!