男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「…ありがと」
『んー?お礼を言われるようなことした?俺』
靖杜はケラケラ笑ってる。
「靖杜の声聞いて、元気出た。だから、ありがとう」
『……椎榎ちゃんの部屋行ってもいい?』
靖杜の声が、急に落ち着いた。
ていうか、…あたしの部屋に来るのっ?
「…うん、大丈夫だよ」
まだまだ眠れそうにないから、靖杜とお喋りとか、してようかな…。
『うんっ。じゃぁ今から行く。すぐに着くから待っててね?』
「うん」
あたしはそう言って、電話を切った。
「電気付けるか」
暗い部屋の中じゃぁ、靖杜びっくりするだろうし。
部屋の中が明るくなった所で、あたしはベットの上に座り待つことにした。
コンコン
「椎榎ちゃん、入っていい?」