男子校は危機百発ｯ!☆→ｲｹﾒﾝ男子と恋しよう←☆

体温が一気に上がって、オロオロするあたしを、靖杜はおかしそうに見ながら笑って、


「……素直に反応するね。かわいっ♪」


チュッ、と音をたててあたしの頬っぺたに軽くキスした。



「！！！//」


なっ
い、いきなり…！


は、恥ずかしいよ…。



「…俺さ、椎榎ちゃんのこと好きになっちゃいそうだよ」


甘い声で囁いてくる靖杜に、ドキドキする。



「…じ、冗談…、きついしっ」


あたしは慌てて下に俯いた。



「…本当だって。俺ｯ「離れろ」



……えっ？
い、今の声って…



「…あっ。淨弥じゃん」


靖杜は楽しそうに言うから、あたしは急いで顔をあげて、声のする方を向いた。