男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
いやまさかじゃなくて、
いやそのまさかの、
あたし淨弥に
キスされてるーっ!?
「んんっ!」
割って入りこんできた舌が、口の中を優しく触れる。
な、な、ななななっ…!
あたしの顔は最高に熱くなっていく。
甘い動きにいちいちビクっと反応しちゃう…。
「…んっ……んふっ…」
息苦しくて、声が漏れるけど、
その度に淨弥は角度を変えて、あたしは息をした。
な、なんで……?
意識が朦朧になってきて、あたしは淨弥のブレザーを掴んだ。
「……っはぁ…」
やっと唇を離してくれた淨弥は、あたしの唇を親指で拭いてから、靖杜の方を向いた。
「…こういうことだから」