男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
急に近づいてきたと思いきや、先生はそんな言葉をあたしの耳元で囁いた。
「えっ?」
な、何そのエロ甘ボイス。
…びっくりした…。
「顔、赤いじゃん?」
佐田先生はクスクス笑いながらあたしの顔を覗き込んだ。
か、顔赤いって、
そ、そんなんしょうがないじゃん!!
そんな声で言われたら、誰だってこうなるっつーの……。
「もしかして、男に免疫ないの?」
って!
失礼なっ!
男に免疫ないって!…んまぁ確かにそうだけど…。
……じゃなくて!!
「そ、そんなんじゃありませんっ」
てかさっきまでの白衣エンジェルはどこに行ったんだよ……!!
「あれ〜?椎榎ぁ〜?」
聞き覚えしかない声がする方を向くと、
「あっ、唯抖!それに淨弥君!靖杜!」
4人がそろって楽しそうじゃん。
ちなみに、宇津井浩之も居たけど、あえてカウントしないことにした。
見えない見えない。
……何気1番前にいるけど。