男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「えっ、…っ!」
ふわりと、甘い香りがあたしを包み込んだ。
…淨弥があたしを、抱きしめてる…。
「……てか…、なんで俺が………、お前みたいな女を………になったんだ………っ」
……ん?
途切れとぎれ、言葉が聞こえなかったんだけど……。
「……淨ッ「ごめんな」
ドックン………
「……えっ……?」
「……軽い女だなんて…、本当はそんなこと思ってない。……ただ…」
淨弥はあたしの耳元ではぁーと息を吐き出した。
ゾクッ
体に電流が流れたみたいだった。
「…お前と靖杜が付き合ったって聞いて、
……内心、かなり焦って……。あんな言葉が…、出てきちまって……」
淨弥はそう言って、あたしを更に強く抱きしめた。