男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「マジで〜?」
唯抖はきらきらとした瞳であたしを見つめ
「わお♪」
靖杜は色っぽい目であたしを見つめ
「……フッ」
淨弥君はあたしを見て、少し笑い
「嘘だろぉー!?」
宇津井はオーバーリアクションで、今にでも目玉が飛び出そうだ。
っていうかさー。
1番驚きたいのは
あたしだっつーのーっ!
何よ、なんだよ!
「ここ、女子寮じゃないんですか!?」
あたしはエンジェルスマイルを浮かばせてる佐田先生に聞く。
「それがねー、実は女子今までなかったじゃん?だから、女子寮を建てるの話はスルーされたんだ」
ピースしながら答える佐田先生に、呆れた。
……なんなんだよこの学校はーっ!!
全く冗談じゃないよっ!
あたしっ♪チャラ〜♪
着信音が鳴り出し、ポケットから携帯を取り出して画面を見る。
「……はい」
怒りを抑え、電話に向かって話す。
この番号は、
間違いなくあの人っ!