男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆




「椎榎の好きな人といったら、あの人しかいないじゃーん!
いやだいやだぁ、僕二度目のショックを受けるのは嫌ぁー!」



……ん?
…………んんー?


唯抖は涙目であたしのことを見ている。



つーか……。
二度目のショックって一体……。



ていうか、あたしの好きな人知ってるかのような口調じゃない?


いやいや、でもそんな訳ないじゃん。
だって誰にも教えてないもん。




「ほら、椎。言ってみろよ」


隣に座ってる淨弥が突然そんな言葉を発した。



what?!

言ってみろーっ!?
ってなんすかそれっ!!




「お前の好きな人、

みんなの前で言ってみろよ」








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