男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
ところがママはクスクス笑いながら、
『まぁいいじゃなぁーい!イケメンばっかりでしょ〜?椎榎ちゃんモテまくりよ〜〜?』
んなことどーでもいーわっっ!!
て、てか、
イケメンばっかりって、
なんでママ知ってるのっ!!
「もう嫌っ!あたし転校するっ!」
『あら〜…残念ながらそれはできないのよ〜?
ねぇねぇ、淨弥君っていう子にはもう会ったかしら〜?すごくカッコイイわぁ〜〜♪ママが後20歳くらい若かったら狙うわよ??』
………はい?
何を言っているのかしら本当にこの母上はもう。
そんな母に呆れたあたしの姿を見て
みんなはなんだか楽しそうに笑ってる。
「……ていうかママなんで淨弥君のこと知ってるの」
なんで?!
どうして!?
why!!!
淨弥君の方を見ると、淨弥君頭を傾げて、こっちを見ていた。
か、カッコイイー!
………じゃ、じゃなくて。
『それはひ・み・つっ!お金銀行に振り込んでおいたわよ〜♪
じゃっ、楽しい高校生活を送ってね♪ママ応援してるからっ!
彼氏できたらママに紹介するのよ〜?じゃぁねチャオっ!』
プツンッ
「まっ、待ってっ……」
一方的に電話切られた……。