男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「椎ぃ~榎ぁ~!飯~~ーー……だぞ……」
パタンという音とともに入ってきた……
――宇津井。
みっ、見られたっ!!
あたしは急いで淨弥の胸から抜けた。
「……あぁー……。わ、わりぃ…。…邪魔ー…しちまったみてぇだな…。わりぃ。
あ、ご飯できたから、降りて来いよっ!
あはっ、あははは~~……んじゃなっ!!」
パタンッ!!
「「……。」」
言いたいこと言って、わざとらしく笑い、そして風のように去っていった宇津井。
「…あいつはドアを静かに閉められないのかねぇ~…」
あたしがぶつぶつ言ってたら、淨弥は笑って、
「…腹減った。下、行くか」
あたしの頭に手をポンと置いた。