男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
時計を見てみると、もう朝の12時ぐらいだった。
あたし、そんなに寝てたのかい……。
「……ごめんね」
あたしは下に俯いたまま謝る。
はあー……。
あたしがこんなに寝なければ、淨弥の腕も大丈夫だったろう。
「…ばーか。誰もお前が悪いって言ってないだろ。謝んな」
おでこを突っつかれて、顔を上げたら、淨弥は優しい笑顔をうけべてた。
……朝から王子は、キラキラしていますね。うん。
「ところで、淨弥どうしてあたしの部屋で?」
だって、帰ったはずだったのに。
「…眠れなくて。椎が居れば眠れるかなって思って」