男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「なんか、ごめんなさい、あたし、…好きだから…」
お風呂が好きで…、何も確認せず飛び込んでしまって……。
「………え?」
「……だから…もう、いいよ」
再び宇津井を見る。
もう、あたしの入浴タイムは終了いたしましたよ。
「………いいの?」
宇津井は神妙な顔付きでベットから立ち上がり、あたしの目の前にやって来た。
「……うん」
あたしは小さく頷いた。
その瞬間
「……!?」
な、何これっ。
天井が見える。
あれ??
これが俗に言う、押し倒されたってやつですか?!
あたしの上に跨がる宇津井。
えっ!?
えっ?!
な、なにこれーっ!!
宇津井は顔をあたしに近づけ、髪に指を通す。
…な、ななななにこれっ。
て、ていうか、こんな状況だけど、
至近距離で見る宇津井は、
……最高にカッコイイ。
その整った顔がどんどん近づいてくる。
……近づいて、くる!?